こんにちは!
皆さんは、Pythonでカレントディレクトリを移動したいと思ったことはありませんか?
移動できたら便利だね!
カレントディレクトリの移動は、osモジュールのchdir()を使用すると簡単に行うことができますよ。
今回の記事では、以下の内容について紹介します。
- カレントディレクトリの移動方法
カレントディレクトリのパスの確認方法も一緒に押さえておきましょう。
カレントディレクトリの移動方法
カレントディレクトリを移動するには、osモジュールの「chdir()」を使用します。
chdirは、change directoryの略じゃよ
引数には、絶対パスor相対パスで移動先のパスを指定します。
それでは、簡単な例を見てみましょう。
以下のプログラムは、カレントディレクトリを1つ上の階層へ移動させるプログラムです。
import os
print(os.getcwd())
os.chdir('..')
print(os.getcwd())
解説
import os
osモジュールをインポートします。
osモジュールは、インストールなしでインポートできます。
osモジュールは、インストールなしでインポートできます。
print(os.getcwd())
カレントディレクトリの確認を行います。
カレントディレクトリが移動していることがわかるように行なっています。
カレントディレクトリが移動していることがわかるように行なっています。
os.chdir(‘..’)
「..」or「../」で上階層へカレントディレクトリを移動します。
print(os.getcwd())
移動していることの確認です。
実行結果
/Users/(ユーザ名)/Desktop/test
/Users/(ユーザ名)/Desktop
実際にカレントディレクトリが1つ上の階層へ移動していることがわかります。
移動した後にディレクトリを作成すると、プログラムのある階層と違う階層に作成することができますね。ぜひ試してみましょう。
まとめ
今回の記事では、以下の内容について紹介しました。
- カレントディレクトリの移動方法
→「chdir()」を使用
簡単にカレントディレクトリが移動できたね!
作業中のディレクトリを移動させることで、プログラミングの幅が広がるため、しっかりと押さえておきましょう!