こんにちは!
皆さんは、
という本をご存知ですか?
この本は、実際にデータ分析を行う際の流れを教えてくれる非常に貴重な本です。
そのため、Pythonでデータ分析を行なおうとしている方にはぜひ読んでほしいと思える一冊です。
今回の記事では、以下の内容について紹介します。
- 100本ノックの対象読者
- 100本ノックの概要
- 100本ノックを読んでみた感想
「Python実践データ分析100本ノック」
Amazonでは、この本は以下のように紹介されています。
本書の100本ノックを解くだけですぐに現場で活躍できるわけではありませんが、現場の感覚を身につけることで、ビジネスの現場に自然に入っていけるような力をつけられるはずです。
ウェブや入門書でデータ分析や機械学習を一通り学び、「アヤメの分類よりも役に立つデータを分析したい」「ビジネスの現場で技術がどう応用されるのかを知りたい」と思っている読者の方には、きっと役に立つのではないでしょうか。
本書の構成は、基礎から実践までを幅広く扱う四部構成となっています。
●第1部(基礎編)では、ビジネスの現場で実際に得られるデータ分析するために必要なデータ加工のノウハウを学びます。比較的きれいなウェブからの商品の注文に関するデータと、データの読み込みにすら苦戦する「汚い」データの多い小売店のデータを例に、データ加工の実践を行います。
●第2部(実践編1)では、機械学習の技術を活用して顧客の分析などを行うために必要なノウハウを学び、実際のデータを使っての課題発見・解決を実践していきます。
●第3部(実践編2)では、最適化技術を導入するためのノウハウを学び、経営状況の改善を実践していきます。
●第4部(発展編)では、画像認識技術や自然言語処理技術などの「AI」とも呼ばれる技術を駆使して、データ化されていない情報をも利用して、顧客の潜在的な需要の把握など、ビジネスの現場で期待されているノウハウを学び、実践していきます。
Python実践データ分析100本ノックの対象読者
- Pythonの基礎を習得していて、データ分析を勉強したい方
- 実務で使えるようなデータ分析力を身につけたい方
この本は、Pythonの基礎は習得していること前提で書かれています。
そのため、Pythonの基礎の勉強を一通り終えて、さらにPythonの知識を深めたいという方におすすめの本です。
Pythonの基礎をまだ勉強していない方は以下の記事で紹介している書籍を参考にしてください。
Python実践データ分析100本ノックでは、実務で使えるようなデータ分析能力を身につけることを目的とした本です。
例えば、irisデータセットなどのデータは、そのまま機械学習に使えるように整形されたデータです。
しかし現実では、そのような綺麗なデータはほとんど存在しません。
そのため、実際のデータ分析では、データ整形から始める必要があります。
そういう現実でも実際にありそうなデータ分析を勉強できるのが、Python実践データ分析100本ノックの特徴です。
Python実践データ分析100本ノックの概要
Python実践データ分析100本ノックは、データの加工方法から、機械学習についての様々な知識について学び、最後に画像処理や言語処理といったところまで触れることができるような内容になっています。
それでは、部ごとの概要を見ていきましょう
第1部〜第4部の構成になっています。
第1部 基礎編:データ加工
この章では、ECサイトや小売店などの比較的簡単なデータを用いてデータ分析を行います。
まず、実務でデータ分析を行うには何をすればよいのかというところに重点を置いて解説されています。
データを扱うために必要な、データの読み込みやデータの加工、集計なども一緒に行います。
第2部 実践編①:機械学習
この章では、第1部で学んだデータの扱い方を元に、データ分析業務における結果を出す方法について学びます。
結果を出すには、整形したデータを機械学習を使って解析し、予測を行います。
機械学習にも様々な方法があるため、実際に実務で使えるように練習しておきましょう!
第3部 実践編②:最適化問題
第1部、第2部までで、データ分析におけるデータ加工、予測という基本的な技術を勉強することができました。
第3部では、さらに複雑な状況のデータを扱う方法を勉強していきます。
まずは、最適な経路を求める最適経路探索から、最適なリソース配分、発展的な未来予測まで触れることができます。
ビジネスの現場で即戦力となるような分析力を身につけましょう!
第4部 発展編:画像処理/言語処理
第3部までで、実際のビジネスの現場で、データ分析がどのように行われているのか、また、戦えるような能力が身に付きます。
第4章では、発展編として、画像処理と言語処理というところまで手を伸ばしています。
画像処理や言語処理は非常に奥が深い分野なので、表面的な部分までしか触れることができません。
といっても、顔認識やアンケートの解析など、実際に画像処理や言語処理が実務にどう活かされるのかということをしっかりと学ぶことができます。
画像処理や言語処理に興味を持つきっかけになると思いますよ!
Python実践データ分析100本ノックを読んだ感想
私は、研究で機械学習を使っているので、一応実際にデータ分析を行ったことがあるような人でした。
しかし、実務でのデータ分析を体系的に学んだことがなかったため、この本で学べたことは非常に有用な知識ばかりでした。
今まで無理やり記述していたデータ処理の部分をスッキリと記述できるようになったと思います。
データ分析を行ったことのない人でも、しっかりとデータ分析を行うことができるようになると思うのでとてもオススメの1冊です!
以下の本と合わせて勉強すると、非常に実力がつくと思いますよ!
まとめ
今回の記事では、以下の内容について紹介しました。
- 100本ノックの対象読者
→Pythonでのデータ分析を勉強したい方
実務で使えるようなデータ分析力を身につけたい方 - 100本ノックの概要
→データ加工方法
最適化方法
画像処理/言語処理 - 100本ノックを読んでみた感想
→Pythonでのデータ分析を体系的にかつ実務で学べる良書!!
皆さんも、この本を手にとって、実践的に勉強することで、データ分析の能力を向上させましょう!