こんにちは!
皆さんは、continue文、break文を使ったことはありますか?
これらの文は、ループ処理の途中からループを抜けたりする際に使用する文なので、使ったことがある方も多いと思います。
今回の記事では、以下の内容について紹介します。
- continue文の使い方
- break文の使い方
- continue文とbreak文の違い
continue文の使い方
「continue文」は、for文やwhile文のループ処理のブロック中に使う文です。
continue文を使うと、それ以降の処理を行わず、for文やwhile文のブロックの先頭に戻ります。
以下のプログラムは、continue文を使ってi=5の場合の処理を飛ばすプログラムです。
for i in range(0, 10):
if i == 5:
continue
print(i)
実行結果
0
1
2
3
4
6
7
8
9
実行結果を見ると、i=5の場合の処理が飛ばされていることがわかります。
break文の使い方
「break文」も同様に、for文やwhile文のループ処理のブロック中に使う文です。
break文を使うと、それ以降の処理を行わず、さらにfor文やwhile文のループ処理を終了させます。
以下のプログラムは、break文を使ってi=5から以降のループ処理を飛ばすプログラムです。
for i in range(0, 10):
if i == 5:
break
print(i)
実行結果
1
2
3
4
実行結果を見ると、i=5から以降のループ処理が飛ばされているのがわかります。
continue文とbreak文の違いをわかりやすく
プログラミングに慣れている方なら今までの説明で違いがしっかりとわかっているかと思いますが、初心者の方の中にはわからない方もいるかもしれないので、わかりやすく違いについて説明します。
continue文:ループ処理のスキップ
break文:ループ処理の終了
continue文では、ループ処理の一部をスキップしますが、break文では、ループ処理を終了します。
・continue文図解
・break文図解
まとめ
今回の記事では、以下の内容を紹介しました。
- continue文の使い方
→ループ処理の中で一部の処理をスキップするのに使用 - break文の使い方
→ループ処理の中でループ処理を抜けるのに使用 - continue文とbreak文の違い
→スキップするか終了するかの違い
continue文とbreak文を使いこなして、思い通りのループ処理を書けるようになりましょう!