こんにちは!
皆さんは、Pythonで世界地図を表示したいと思ったことはありませんか?
世界地図が表示できたら色々な国別のデータの可視化に使えそうだね!
Pythonでの世界地図の可視化は、「cartopyライブラリ」を使うと簡単に可視化することができますよ。
今回の記事では、以下の内容について紹介します。
- cartopyについて
- 世界地図を表示する方法
目次
cartopy
cartopyとは
イギリス気象局によって開発されている、地図描画用のPythonライブラリです。
cartopyのインストール方法
pipを使用する方はこちら
pip install cartopy
anacondaを使用する方はこちら
conda install -c conda-forge cartopy
世界地図を表示してみよう!
では早速世界地図を表示してみましょう!
地図の表示手法には様々あり、cartopyにも複数の手法が用意されているため、その中の以下の方法を紹介します。
- 正距円筒図法
- メルカトル図法
- 正距方位図法
- 正射図法
世界地図は、世界の海岸線に線を引くという操作によって描きます。
また、Matplotlibを一緒に用い、Matplotlibと同じような感覚で扱えます。
正距円筒図法
import matplotlib.pyplot as plt
import cartopy.crs as ccrs
ax = plt.axes(projection=ccrs.PlateCarree())
ax.coastlines()
plt.show()
実行結果
メルカトル図法
import matplotlib.pyplot as plt
import cartopy.crs as ccrs
ax = plt.axes(projection=ccrs.Mercator())
ax.coastlines()
plt.show()
実行結果
メルカトル図法は、正距円筒図法の図を縦方向にも伸ばしたものらしいよ!
正距方位図法
import matplotlib.pyplot as plt
import cartopy.crs as ccrs
ax = plt.axes(projection=ccrs.AzimuthalEquidistant())
ax.coastlines()
plt.show()
実行結果
正距方位図法は中心からの距離と方位が正しく、地球全体が円で表される投影法じゃな
正射図法
import matplotlib.pyplot as plt
import cartopy.crs as ccrs
ax = plt.axes(projection=ccrs.Orthographic())
ax.coastlines()
plt.show()
実行結果
正射図法は地球表面を平面に対して正射影する投影法じゃよ
まとめ
今回の記事では、以下の内容について紹介しました。
- cartopyについて
→地図描写用のライブラリ - 世界地図を表示する方法
→Matplotの操作と同じように地図を表示できる。
こんなに簡単に色々な世界地図が描けるんだ!
世界地図を描けるようになって、様々なところに役立てましょう!