こんにちは!
私が令和元年10月に受けた応用情報技術者試験の結果発表が12月20日にありました。
そこでは、無事に応用情報技術者試験に合格することができました!
そこで今回の記事では、私が応用情報の勉強をする際に行った勉強法や勉強時間などを全て公開したいと思います。
私の本番での点数は、午前78.75点午後66点とそこまで点数は良くありませんでしたが、ぜひ応用情報の勉強をする際の参考にしてみてください。
今回の記事では、以下の内容について紹介しています。
- 応用情報に関係する私のプロフィール
- 使用した参考書・問題集
- 応用情報合格までの勉強時間
- 応用情報の勉強方法
- 応用情報勉強のモチベーション維持方法
また、以下の記事で応用情報が就活で役に立つのかどうか解説しています。
モチベーションアップに役立ててください!
応用情報に関係する私のプロフィール
応用情報に関係しそうな執筆時点での私のプロフィールを箇条書きで挙げたいと思います。
- 地方国立理系4年生で、情報系を含む学科
- ITパスポート、基本情報技術者試験未受検、未取得
- アルゴリズムの問題などを解くのは少し得意
- 記憶力はあまり良くない
私は、情報系を含む学科で、情報系のことも大学で学んでいます。
情報系の学科ということは、応用情報に必要な知識などをたくさん授業で習ったんじゃないか!だから合格できたんじゃないのか!と思う方もいると思います。
それについて回答すると、大学の授業で習ったことで、応用情報に活用できる知識はそれほど無く、しかももう4年生なこともあり大学の授業で学んだ知識は忘れていることが多かったのでそこまで有利ではなかった、という感じになります。
具体的な知っていた知識量を述べると、応用情報の試験範囲の中で、勉強する前から知っていた知識量はせいぜい10〜20%程度でした。
実際に、応用情報の午前問題を初めて見たときは、9割以上の問題がわからない状態でした。
後ほど、自分の勉強時間を載せますが、応用情報について全く知らない人の勉強時間の目安としては、10〜20%くらい上乗せした時間を目安としてください。
また、アルゴリズム系の問題を解くのは少し得意と書きましたが、午後問題の選択問題では、結局アルゴリズムの問題は選択しなかったのであまり関係ないですねw
記憶力に関しては、自分では記憶力はあまり良くないと思っているため、午前問題の勉強の際に、少し勉強方法を工夫しました。
後ほどの、午前問題の勉強法の項にまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
基本情報無しでも応用情報に受かるの?
皆さんもこのことは気になるのではないでしょうか?
結論から言うと、応用情報技術者試験は、たくさん勉強すれば誰でも合格できる試験です。
ただし、基本情報で使用する知識を多く必要とするため、基本情報を持っている人よりも多くの時間勉強しなければなりません。
基本情報を受けない理由は?
基本情報を受けずに、応用情報から受ける理由は主に2つあります。
- 応用情報は基本情報の上位互換と一般的に認識されているので、それなら受験料もかかるしレベルの高い方を受験する
- 基本情報はアルゴリズムが必須だが、応用情報はアルゴリズムの問題を解かなくていい
1つ目の考え方は理解できると思いますが、2つ目の考えは少し特殊です。
応用情報は基本情報の上位互換と一般的に認識されていると述べましたが、実際には少し違います。
応用情報は、午後問題が4問の選択問題を解かないといけません。
しかし、ストラテジ系、マネジメント系の問題がちょうど4問あり、その4問を選択すると、アルゴリズムなどのテクノロジ系を一切解かずに合格することが可能です。
ストラテジ系、マネジメント系はどのような問題かというと、簡単にいうと国語の問題です。
そのため、文系の方やアルゴリズムなどの論理的思考が苦手な方は、基本情報より応用情報の方が受かりやすいと思います。
なので基本情報を受けずに、応用情報から受験する人が一定数いるということですね。
使用した参考書、問題集
私が使用した参考書、問題集は以下の3つです。
「応用情報技術者 合格教本」
「応用情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集」
「応用情報技術者 午後問題の重点対策(午後問題対策シリーズ)」
以下の記事で3つの本について詳細に紹介しています。ぜひ参考にしてください。
私の応用情報合格までのの勉強時間
私は勉強時間を毎日Twitterで記録していました。
応用情報の勉強に費やした時間は、合計で「245時間」です。
8月から勉強を始めて、以降の勉強時間をTwitterで記録していました。
合計で約80日ほどあるので、勉強を開始してから、「毎日約3時間」勉強していたことになります。
もちろん勉強時間の波はありました笑
応用情報の勉強法
それでは、応用情報初受験で合格した私の勉強法を全て公開していきたいと思います。
大まかな勉強の流れは、「午前問題の勉強で基礎固め→午後問題の勉強をしながら午前問題の復習」です。
そして、応用情報の勉強方法は午前問題、午後問題両方とも、「過去問を解きながらわからないところを参考書で確認する」というようにしていきましょう。
何も知識がないのに過去問から勉強していいのかと思う方もいるかと思いますが、大丈夫です。
それについては次の項で説明します。
なぜ過去問から勉強を始めるのか
過去問から勉強を始める理由は、ズバリ初めから参考書を読んでも全く頭に入ってこないからです。
参考書には、試験にあまり出ないような細かい知識まで書かれています。
そのため、試験に頻出の情報が埋もれてしまいます。
そこで過去問から勉強すると、よく試験に出る問題からどんどん知識を埋めていくことができるので、得点がどんどん上がっていきます。
過去問を使って試験によく出る知識を覚えてから参考書を読むと、理解度がぐっと深まりますよ。
なので最初は全く分からなくても良いので過去問から勉強するようにしましょう。
午前問題の勉強法
まずは、私が行った午前問題の勉強法について説明します。
午前問題は毎回半分程度の問題が過去問から出題されます。
そのため言ってしまえば、問題を理解しなくても解答を暗記すれば突破できます。(しかし暗記するだけでは午後を突破できないのでしっかり理解しましょう)
過去問を勉強するといってもどのように始めたらいいかわからない方も多いと思うので、過去問1回分を解く時に私が行った方法を紹介します。
まず1回分の問題を三つに分けます。
応用情報の午前問題は80問あるので僕は、30、30、20と分けました。
そして最初の30問を解きます。
問題を解くときは、1問ずつまたは数問ずつ答え合わせをしましょう。
そしてしっかりと理解しましょう。
次に、最初の30問をもう一度解きます。
この時に、すぐに解答できるくらい(1問で20〜30秒くらい)に最初に解く時に頑張って理解、暗記しましょう。
この流れを次の30問、20問でも行いましょう。
全て解き終えたら、最後に80問一気に解いてみましょう。
ここまでこなしたら、合計で過去問1回分を3回解くことになります。
問題をこなして慣れてきたらここで9割程度は取れるようになります。
ここまでの流れを簡単にまとめると、以下の図のようになります。
次に進む前にしっかりと復習をすることを忘れないようにしましょう。
余力があれば過去問4回分くらい解いたら4回分全ての問題をもう一度解いてみましょう。
これで過去問1回分を計4回解くことになります。
過去問1回分を分割して何度も解くことによって、80問一気に解くよりも間違いなく記憶が定着しやすくなります。
計算問題に関しては、2回目以降は自信がある問題であれば計算をしないで流れを思い浮かべるだけでいいと思います。
自信のないだけを計算して解くようにして時間を短縮しましょう。
最初の頃は、全く答えがわからないと思うので、すぐに答えを見て覚え、理解するようにしましょう。
一番初めに何も知識がない状態で解くのは、覚えるのに時間がかかってきついかもしれません。
しかし、知識がついてくると全然時間はかからなくなるので頑張って勉強しましょう!
問題を解けば解くほど知識が増えて、問題を解くのが楽になっていきますよ!
午前問題の過去問はどのくらいやればいいの?
午前問題の過去問は、10回分はしっかりと勉強しましょう。
私が解いたときは、8回分を終えたあたりから合格点である6割を安定して超えるようになりました。
ちなみに私は問題集についていた全18回分をやりました。
一通り解き終わったら、覚えた知識を忘れないように1、2日に解き終えた過去問を1つずつ解き直すようにしましょう。
この復習は、しっかり勉強できていたら1回分が30~40分で解き終わると思うので、そこまで苦にはならないと思います。
午後問題の勉強法
午前問題の過去問を10回分以上解き、基礎知識がついてきたら午後問題に取り掛かりましょう。
午後問題に取り掛かるのは、午前問題が安定して合格点である6割を超えるようになってからにしましょう。
午後問題の勉強は、上で紹介している「応用情報技術者 午後問題の重点対策(午後問題対策シリーズ)」(通称緑本)のみを使用しました。
午後問題はこの本だけやっていれば問題ないぐらいあまり言うことがありません。(この本だけやれば必ず受かるというわけではありません。午後問題は問題との相性など若干の運要素が絡んできます。)
しかし、午後問題は選択問題があるのでその問題の選び方については気をつけましょう。
選択する分野を選ぶときには、各分野とも緑本で最低2問は解いてみましょう。
時間があまりない方は、2問とも全く解けずに、解答を見ても全然理解できなかった場合には、その分野の問題は捨てて、勉強しなくてもいいと思います。
余力がある方は、もちろん全問解いて問題ありません。その方が自分のためにもなると思います。
また、午後問題は、必ず自分の解答を紙に書くようにしましょう。
頭の中で考えて解く人もいるかと思いますが、字数制限の中で自分の解答を作るのは頭の中だけでは難しいので、しっかりと紙に描いて練習するようにしましょう。
午後問題の勉強はどのくらいやればいいの?
午後問題は記述式で、国語のような問題もあるため、勉強すればするほど点数が上がるとは言えません。
私は、「緑本を2周」で午後問題の勉強を終えました。
緑本が2、3周終われば、午前問題の勉強や参考書を読んでみたりして、基礎知識固めを行うのが良いと思います。
基礎固めも午後問題の勉強にもつながりますからね。
モチベーションの保ち方
モチベーションを保つために僕が行ったことは、
「Twitterで勉強時間を毎日報告をすること」です。
Twitterを利用すると、応用情報を受験する人と繋がることができるので、励ましあうことができます。
また、Twitterで勉強時間を報告することで多くの人が見てくれていいねをくれるため、それだけで勉強のやる気が出てきます。
さらに、誰かが見ているということから、勉強をしなければいけないという気持ちが生まれてきます。
勉強時間が0時間続きでこの人やる気無いのかなと思われたく無いですよね?
そういったことから、モチベーションを保つにはTwitterを利用するのがオススメです。
気休めに、楽しい方法で英語の勉強をするのも非常に効果的です。
【英語】就活に使える!大学生にオススメの英語の勉強法を紹介!
まとめ
今回の記事では、以下の内容について紹介しました。
- 応用情報に関係する私のプロフィール
→情報系の大学
ITパスポート、基本情報技術者試験未受検、未取得 - 使用した参考書・問題集
→ここをクリック - 応用情報合格までの勉強時間
→合計「245時間」 - 応用情報の勉強方法
→記憶しやすいように問題を小分けして解く - 応用情報勉強のモチベーション維持方法
→Twitterで報告!
午前問題は80問一気に解くのではなく、分けて解くことによってより効果的に覚えることができます。
午後問題は緑本を使って勉強しましょう。
選択問題の選び方には気をつけてください。
モチベーションを保つためにTwitterで勉強時間の報告を行うと良いですよ。
応用情報は決して簡単な試験では無いですが、全く知識がない状態からでも、きちんと勉強すれば合格できる試験なので、皆さんも頑張ってください!
その他気になることや質問などがあれば、コメントやTwitterのDMでいつでも受け付けているので気軽に質問してください!